6/17願興寺観音講恒規法要のご報告
新美山願興寺観音講恒規法要が厳修されました。
3ヶ月ほど、一般の参拝を自粛しており、久し振りの賑やかな法要となりました。いや、普通の法要となりました。
法要は観音堂にて行われますが、今回からは三密を無くす為に、宗淵寺の本堂にて行われます。須弥壇には、出雲三十三所巡拝満願のお軸が飾られていました。
参拝の皆さんのお顔もなんとなく嬉しそうに笑顔でした。
感染症対策を継続するため、読経は黙読、心読をして下さい、との事でしたが、いつの間にか参拝者の読経の声がかすかに聞こえてきました。
法要の後、副住職様のご説教の初めに多くのご参拝者があり、とても嬉しく胸がいっぱいだと仰いました。
ご説教は、コロナで死ぬのは仕方ない事です。人はいずれ死ぬ訳ですから。困るのは、コロナが原因で人間関係が壊れる事です。病気に関わる方々を誹謗するような事も近くで起こった様です。
未知のコロナ禍はこれからどんな変遷を辿るか分からないが、無暗に恐れ避ける事は良くない、このウィルスと共存するつもりで過ごさなければ、ウィルスへの恐れが人に向いてしまう。そのことは気をつけてほしいと締めくくられました。
また、巡拝満願達成回数5回毎で、お二方の表彰がされました。おめでとうございます!
来月も多くの参拝者がお参りされ、普通の法要になる事を願い下山しました。合掌
(願興寺観音講副会長 金本和夫)
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