1/17 観音講恒規法要

新年正月17日、新美山願興寺観音講初恒規法要が厳修されました。26名のご参拝がありました。

差定の法要が終わりご住職の新年のご挨拶とご説教がありました。

1月17日は、28年前に〖阪神淡路大震災〗が起こった日です。毎年この日は恒規法要に併せて、〖阪神淡路大震災〗にて犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし黙祷を捧げます。

講員の中にはご家族を震災で亡くされた方がおいでになります。

自然災害自体は防ぎようは有りませんが、自らに出来る命を守る為に出来る事があります。生活環境で云えば、お風呂の水はなるべく次に湯を張るまで溜めておく事で、断水時にトイレや洗濯に大変役に立つ事になる、と住職からお話しがありました。


一葉観音様のお袈裟の御披露がありました。一葉観音様は本山永平寺の通用門付近においでになるとのご説明。只、周辺が再開発された今現在ははっきりしないと事。

道元禅師が仏法を求め中国に渡られ、修行を終え、帰路の船旅での出来事です。大変な嵐に遭遇され、危うく命を落すところでしたが、一心に観音経を念誦されると、蓮華の花びらに乗った観音菩薩が現れ、風雨が静まり助けられたと伝えられています。

今後、観音様の特別な法要などで使われるとの事でした。

 会長のご挨拶があり、又巡拝でお会いしましょうとの事でした。

 法要後の行茶では、金箔入り甘酒でご接待を受けました。極下戸の私は酒という言葉を聞いただけで顔が赤くなる様に気がしました(笑)。

 暫く歓談し下山しました。合掌(観音講副会長 金本和夫 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

0コメント

  • 1000 / 1000