7/17 山内行事のご報告
7月17日は、まず午前10時から観音講恒規法要。本来は境内観音堂である願興寺で行いますが、3密を避ける為、先月に引き続き宗淵寺本堂で執り行いました。
副住職の法話では、「コロナ禍々を予期したかのような仏教の教え」との内容で、まずネット社会によって、例えば誹謗中傷の出所が、IPアドレスなどの解析から判るようになったことは、「因果応報」の世界が可視化され現実になったようなもので、また貪り、怒り、無智の三毒も、コロナ禍の諸相と符合することを踏まえて、コロナ禍の混迷を生き抜く叡智が、仏教にあるかもしれない、とお話しさせていただきました。
例年ですと、このあとお斎となるのですが、今年はさすがに中止。
いつも振舞っている胡麻豆腐を作る手間が減ったのも、素直に良いとは思えず、新しい生活様式が浸透する中で、今後はどのようにしていくのか。今後の課題です。
これは数年前のお斎の様子です。この光景が戻る日が来るのでしょうか…
そして午後2時からは、組寺僧侶のみなさまにもご参集いただき、盂蘭盆施食と戦没者慰霊祭を執り行いました。
檀信徒の参列も総代世話人さんに限定してとなりましたが、毎年続けられていた行事を途切らせることなく開催できたことを、有り難く思いました。
法要には総代世話人会を開催し、10月11日に現住職の退董式を厳修することを改めて確認、但し新住職の晋山式については時期を改めることを決定しました。
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