5/17 観音講恒規法要のご報告

過日17日は観音講恒規法要が厳修されました。

三寒四温ながら気候も良くなり18名のご参拝がありました。

恒規の法要の後、ご住職のご説教がありました。

ご説教は、願興寺観音堂から南へ約2km程入った処に内馬という地域があります。その地域に建立されている観音堂(写真)が経年による傷みで再建される事になり、撥遣(魂抜きの意)供養を行なわれたとの由。立派な観音堂で、かつてあった銅山最盛期による往時の隆盛が想起されるとの事でした。少し前にも地域のお祭りやイベントの会場になっていたとの事でした。

この様な観音堂は各地域にそれぞれ有り地域毎にいろいろな行事や供養の中心となっています。

次には、主に出雲郷(あだかえ)地区の風習となりますが、葬儀の後に地蔵札を打つのですが、そのお地蔵様が23カ所あるとの事でその一つ一つをご住職が自転車で廻り確認されたとの事でした。そのデータはネットにアップされています。

私の地域は同じ出雲郷ですがこのお地蔵ではなく、松江六地蔵と云われるお地蔵さんを廻ります。ご住職は、この札打ちは仏事ではなく風習、土習と云われるものだとの事でした。因みにこの様な札打ちは、雲伯地域(島根県東部、鳥取西部)特有のものだともご説明がありました。 合掌(観音講副会長 金本和夫 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

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