4/17 大般若会厳修のご報告

4月17日(日)の午後2時より、恒例の春季大般若会が行われ、近隣寺院の僧侶の方々にご出仕を賜ったほか、梅花講を含めておよそ30名が参拝されました。

今年は、新型コロナウイルス感染症の早期終息のほか、世界平和を祈念して、「般若の風」を参列者に浴びていただきました。


法要後、総代世話人会を開催。決算の承認を得たほか、山門の再建やお布施の内容について、協議しました。


当寺では堂内に参拝者を入れて執り行いましたが、未だに檀信徒の参列をせずに恒規の法要をお勤めされるご寺院も多いようです。

行事をすることで感染リスクが上がらないか、懸念は尽きません。正直「ギャンブル」みたいなところがあり、このやり方が正解かどうか分からない、というのが正直なところです。

ただ一つの行事を終えた今言えることは、参拝の方々のお顔を直接見て、可能な範囲でお声かけしながら交流し、「いつも(のはずだった)の日常」を大過なくやり終えることが、こんなにも綱渡りで、でも清々しさが残るものなのだ、ということ。そしてこういった経験が、コロナ禍における一服の清涼剤になっています。おそらくお参りになった檀信徒の方も同じお心持ちなのではないでしょうか。(住職 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

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