12/17 願興寺観音講 恒規法要
本日17日、積雪があり寒い中、毎月の新美山願興寺観音講恒規法要が厳修されました。
臘月(12月)法要は妙法蓮華経観世音菩薩普門品を挙げます。参拝者の方々は、あの長いやつだね、と失礼な言い方です(笑)
唯、コロナ禍の対策の為に法要は暖かく空調をしていただいた宗淵寺の本堂で行われ、読経は導師が挙げられます。参拝者は黙読、心読とします。
読経、詠讃歌の奉詠の後には、板倉住職様からご説教があります。
今日のご説教は、今年一年の総括。一言としてはコロナ禍の一年であり、当山の先住の退董式が行われた事等激動の一年ではなかたか。
他には、縁食についてのお話し。法事の後食の様なある意味縛られた状況での食事ではなく、家庭で云えば家族全員で決められた時間に集まり食事を摂る、という供食の事ではなく、また、一人寂しく摂る孤食でもない。
緩やかな関係性の中で食事すること。だそうで、深くて重いつながりではなく、単に、めぐりあわせという様な関係性の中での食事、喫茶という事でしょうか。喫茶去という事でしょうか。合掌(観音講副会長 金本和夫)
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