9/22 彼岸会法要のご報告

9月22日(火・秋分の日)の午後2時から、恒例の彼岸会法要がありました。

この度も感染症予防のため、一般檀信徒の参拝は差し止め、総代世話人と梅花講のみの参拝となりました。

午後2時からは、檀信徒全戸の塔婆供養を厳修し、その模様は『Facebook  LIVE』で配信。参列していただけなかった檀信徒にお届けしました。


前回配信したお盆の合同法要は『ZOOM』から『Facebook  LIVE』へ配信しましたが、『ZOOM』はおそらくデフォルトで、ホワイトノイズ対策で音声加工が施されており、例えば、全体的にこもり気味で、高音になると金属音のような音声になっています。

そこで今回は『ZOOM』を介さずに『manycam』というスイッチャーソフトを利用し、後方からはPCを外部カメラに接続して、前方はタブレットのカメラからWi-Fiを利用して撮影して2チャンネル化し、『Facebook LIVE』で配信しました。


これで音声自体は自然になりましたが、ホワイトノイズは強め。しかもPC接続が不安定で、後方のカメラがフリーズしていたようです。ビデオキャプチャーの不調でしょうか。

今後は、ビデオキャキャプチャーの動作を確認した上で、ホワイトノイズ対策を施したいと思います。


配信はここで終了し、休憩の後に、まず当山八世中興未参碓禅大和尚の百五十回忌を厳修。

本来は、10月11日の退董式に合わせて、近隣他山の方丈様方をお招きしてお勤めする予定でしたが、新型コロナウイルスの感染症予防で「三密」を避けて、かつ法要の所要時間を短縮するために、この日に前倒ししました。

しかし、当山中興の功績を踏まえると、やはり正当な法要でお勤めできなかったことは、残念でなりません。 

寺基はあれど、言わば底が抜けていた当山を、再び法の受け皿として修繕したのが中興大和尚。その年忌に住職の交代が行われることに奇縁を感じ、身が引き締まります。


最後に、開山歴住塔への詣塔諷経をお勤めして、この日の法要は終了。総代世話人のみなさんには、引き続き退董式の打ち合わせをしていただきました。


この日ご供養した彼岸塔婆は、位牌堂と本堂に並べてあります。まだ取りに来られていない方は、できれば今月中に取りに来ていただき、お墓にお供えください。(副住職 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

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