9/17 観音講恒規法要

本日は17日。新美山願興寺観音講の恒規法要が厳修されました。参拝者は14名。

差定による法要の後、ご住職よりお布施についてのご説法がありました。

菩提寺では特に金額の目安もありませんので確かに悩む檀家さんは多いかもしれません。お寺でもいろいろと検討されている様ですが、商品の値札の如くにはなりませんので、問い合わせがあった場合には檀家さんの布施の記録が閲覧できる様にしたとの事でした。

また、布施とは貪らない事、全てを独占せずその一部を他へ施し与える事。そして誰にお布施をするかと云えば、須らくという事だそうです。お寺さん、友達、家族、自分等へお布施を行い、果樹に例えればその根としての縁を強くすること。そして、いつか何かしらの果実になるのにお布施だということ。

我々檀家は布施については常に迷う処です。特に財施についてはその金額の寡多について悩みます。

でも私自身は全く迷った事はありません。以前に東堂様から、布施は我々僧侶に対する評価だと教えて頂きましたのでそれなりに考えてお布施しております。

まとめ切れなくて難読となったと思いますがご勘弁下さい。合掌(観音講副会長 金本和夫 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

0コメント

  • 1000 / 1000