22.矢田町団地地蔵堂

今回の巡拝路で、最も到達の確率が低いお堂です。

大概の方が「分からなくて行かなかった」と言われます。


その理由は、路地の進入口が分かりにくいことに尽きるのではないでしょうか。

国道9号線「内陸団地入口」の三叉路をバイパス方面に入ります。

程なく行くと、右手に「田中自動車工場」さんの看板がありますので、その奥にある狭い路地を入りますが、直角ではなくやや折り返すことになります。

この進入口を見つけることが、一つ目のポイントです。

道なりに進むます。

狭いので、対向車にはくれぐれも気をつけてください。

すると、カーブミラーとゴミステーションがある三叉路があるので、左折します。

ここが2つ目のポイント。

坂道を上がっていきます。

住宅地に入っていきますので、改めて最徐行。

坂道を上がった先の右手の建屋が、最難到の地蔵堂です。

【駐車場◯】周りは割と路肩が広く、交通量もさほどありませんので、駐車に困ることはないと思います。


【納札】貼るようですね。

一緒に合祀されているのは、道祖神でしょうか。

その見つめる先には、

住宅と畑と墓地が、至近距離で混在しています。

なかなかカオスな光景ですが、「人間社会の縮図」とも映ります。


おそらく地元の人には周知の場所なのでしょうが、地区外の方々からすると、ここは「日常の盲点」「別天地」なのかもしれません。


地蔵札の巡拝は、まさにこの別天地を探す旅でもあります。


余談になりますが、ホーランエンヤの五大地である「矢田」とは、大橋川対岸の朝酌町矢田のこと。この地蔵堂周辺のことではありません。

ある五大地の方が言うには、対岸の「矢田町」は新興地、とのこと。


→「23.井奥地蔵堂」へ 

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

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