2/17 観音講恒規法要のご報告

2月17日、新美山願興寺観音講の恒規法要が厳修されました。

先月正月は流行り病の為に参拝は中止となり今年初めての恒規法要参拝で初観音様でした。15名のお参りでした。積雪もありお出掛け難いという事もあったかもしれません。


いつもの差定にて法要の後はご住職のご説教でした。ご説教は4月予定の出雲観音霊場巡拝と観音講誌54号のお渡しの件。

先日、宗務所での僧侶方の研修内容についてお話しがあり、悪因悪果のお話しで、「ネットカルマ」についてだったとの事。

私達年配者に分かり易く云えば、悪い事はできないよ。お天道様が見ておいでだよ。という事です。ネットカルマのカルマとは行為の結果として蓄積される「宿命」と訳される「業(ごう)」の事です。仏教では悪い事はしないで良い事をしなさい。という事で最初の悪因悪果の如く良い事をすれば良い結果があり反対であれば悪い事が起きるとの教えです。ネットとの関係は、現在であれば人の行いはネットに数多く記録されているという現状です。オリンピックの音楽を担当していた人が昔いじめに加担した事がありその情報がネットにあったという事です。本番の直前にその情報が知れ渡りその方は音楽担当を外されたという事があったとの事です。その様なネット上のクラウドの情報がお天道様という訳ですね。仏教の教えとは云え、現実の事としてネットカルマの影響は大いにあるという事です。悪い事をすればクラウドが見てますよ、お天道様が見てますよというお話しでした。


 後、行茶を戴き茶話会を楽しみ下山しました。合掌(観音講副会長 金本和夫 記)

宗淵寺/願興寺

島根県松江市にある曹洞宗寺院・臥龍山宗淵寺と、境内に奉祀されている出雲観音霊場第二十三番札所・新美山願興寺からのお知らせや山内行事の報告、さらに住職や寺族、檀信徒の日暮らし、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづっています。

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